夏祭りでよく見かけるスーパーボール
子供の頃遊んだ方も多いのではないでしょうか
洗濯糊を使ってスライムを作ったことのある人は多いと思いますが
実は簡単にスーパーボールのように弾むボールもつくれます
今回はその作り方を紹介したいと思います
結論を先に伝えると「洗濯糊と塩があればだれでも簡単に作れます」
今回の記事で分かることは以下のとおりです。
この記事を読めば、誰でも簡単にスーパーボールのように弾む不思議なボールが作れるようになりますぜひ最後までお楽しみください
スーパーボールの歴史
スーパーボールはアメリカ人化学者のノーマン・スティンレー (Norman Stingley) によって1964年に、ポリブタジエンにケイ酸などの様々な添加物を加えた素材とともに開発されました
スティンレーはこの発明を玩具を扱うWham-O社に持ち込み、同社が耐久性について改良を加え「Super Ball」という商品名で発売しました
日本ではこのようなボールを全て「スーパーボール」と呼びますが、厳密には「スーパーボール」はWham-O社の製品を指します
英語では高弾性ゴムボール玩具の一般呼称として「バウンシーボール」(bouncy ball)と呼んでいるようです
スーパーボールを作ってみよう
準備物
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- 塩化ナトリウム(食塩) 40g(実際には36g程度しか溶けない)
- 水 100cc
- 洗濯糊(PVA配合) 25ml
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- 絵の具 または 食紅
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- プラスチックコップ 2つ
- キッチンペーパー
- 割り箸 1膳
作り方
1.水 100 mlに食塩 40gを溶かす
2.洗濯糊25mlに絵の具で色をつける
※洗濯糊の量はもっと多くても少なくても良いが、大きくなるほど弾まなくなる
3.色のついた洗濯糊のコップに食塩水を注ぐ
すぐにもやもやとPVA(ポリビニルアルコール)がでてきます
4.PVAを割り箸でからめとる
5.食塩水の色が透明になってきたら割り箸を取り出し、素早く水を拭きとって丸める
PVAが形を変えられるうちに丸めましょう
6.形を整えながら食塩水をしっかりと拭き取る
7.しばらく乾燥させて完成です
動画で解説:おもしろ科学実験 不思議感触のスーパーボールを作ってみよう
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
注意点
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- 洗濯糊に色をつけるときに絵の具を入れすぎると色移りして手やテーブルをよごしてしまいます
入れすぎないようにしましょう
- 洗濯糊に色をつけるときに絵の具を入れすぎると色移りして手やテーブルをよごしてしまいます
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- 食塩水を入れる時は、溶け残りは入れないようにしましょう
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- ボールからはたくさん食塩水が出てきますので、キッチンペーパーよりタオルがおすすめです
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- スーパーボールほどはずみません
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- 強く床にぶつけるとヒビが入ることがあります
まとめ
1.水 100 mlに食塩 40gを溶かす
2.洗濯糊25mlに絵の具で色をつける
3.色のついた洗濯糊のコップに食塩水を注ぐ
4.PVAを割り箸でからめとる
5.食塩水の色が透明になってきたら割り箸を取り出し、素早く水を拭きとって丸める
6.形を整えながら食塩水をしっかりと拭き取る
7.しばらく乾燥させて完成!!
今回は洗濯糊で不思議感触のスーパーボールを作ってみようというテーマで解説しました
洗濯糊と塩さえあれば簡単に不思議な感触のボールが作れます
液体と液体を混ぜてボールのようなものができるのは子どもたちにとっておどろきの実験です
ぜひ亀裂のない よく弾むボールをつくって遊んでみてください