ふるさと納税はしていますか?
2021年までやっていなかったのですが、今年は思い切ってふるさと納税にチャレンジしてみることにしました。自分はいくらまでできるのか分からずにふるさと納税に踏み出せない方も多いと思います。試しにやってみましたので、参考に してもらえたら嬉しいです。
寄付金控除上限額の調べる
寄付しすぎてしまったお金は返ってきません。
「ふるさと納税」で控除される金額は、年収や家族構成などによって異なります。寄付する前に、寄付金控除上限額をしっかり確認しましょう。
家族構成 | 年収 | 控除上限額目安 |
独身 | 300万円 | 27,000円 |
父、母(共働き)
子(3歳) |
650万円 | 96,000円 |
父、母(専業主婦)
子(16歳、20歳) |
1,200万 | 195,000円 |
(シュミレーションの例)年収300万円で夫婦と子一人の場合
控除額は9000円になることがわかります。
欲しい返礼品を選ぶ
控除額がわかったら早速返礼品を選んでいきます。欲しい返礼品から選んでもいいし、応援したい地域から選んでも構いません。
さとふるのページから返礼品を選んでいきます。
上限額9,000円で探していると、美味しそうなチーズケーキを見つけました。
私は福岡県朝倉市に6,000円を寄付することにしました。※6自治体以上に寄付を行ってしまうと確定申告が必要になるので注意が必要です。詳しくは「控除手続きをする」を参照
上限ギリギリまで寄付してしまうと、地元の自治体にお金が入らず地元が経済的に困窮してしまう可能性があります。また、税金を払いすぎてしまう可能性だってあります。
何事もほどほどが大切です。
私は控除上限額の7割程度をふるさと納税に充てることにしました。
返礼品をカートに入れて支払いに進みます。
支払いの仕方
さとふるの支払いは5大クレジットカードに対応しているので、クレジットカードでの支払いがオススメです。
そのほかにもコンビニ決済やPayPayオンライン決済、ソフトバンクまとめて支払い、au簡単決済、d払い、ペイジーも可能です。※限度額に注意
カードで支払うとポイントも貯まるのでダブルでお得!!
控除手続きをする
寄付金控除の申請には「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2つの方法があります。
オススメは「ワンストップ特例制度」です。※寄付をした翌年の1月10日までに提出
ワンストップ特例申請制度の場合、「ワンストップ特例申請書」を寄付先の自治体に提出すれば、翌年度分の住民税から自動的に控除が受けられます。
ワンストップ特例申請書の形式は各自治体から送られてくるので、個人番号と身元を確認できる書類(マイナンバーかマイナンバー通知カード、運転免許書、パスポート、身体障害者手帳)のコピーを添付して同封されている封筒に入れて出せばOK。切手を貼る必要もありません。
・もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者等であること
・年間寄付先が5自治体以内
・ふるさと納税以外に確定申告または住民税の申告を行う必要がない方
しかし、ワンストップ特例制度が受けられない場合は、寄付をした年の翌年の2月16日〜3月15日までに確定申告が必要になります。
・年間寄付先が6自治体以上の人
・もともとふるさと納税以外の確定申告が必要な人
確定申告が必要な人は、「寄付金受領証明書」を寄付先の自治体から受け取り、確定申告を行います。すると今年度分の所得税から還付を受けられるとともに翌年度分の住民税から控除が受けられます。
まとめ
寄付金控除上限額がわかりにくいため、なかなか勇気を出して挑戦できない人も多いと思いますが、源泉徴収票をみてさとふるのシュミレーションを行えば、上限額は簡単に知ることができます。
ふるさと納税には魅力的な返礼品がたくさんありますが、ふるさと納税を使って上限額まで他の自治体に寄付をしてしまうと、地元の自治体が困窮してしまう危険性もあります。
何事もやりすぎない程度にふるさと納税をやってみてはいかがでしょうか。