令和元年(2019年)の夏から稼働している我が家の太陽光低圧発電所も稼働してから丸3年となりました。太陽光パネルの劣化を踏まえたシュミレーションと比較してどのくらい収益が上がったのか検討してみようと思います。
我が家の太陽光発電所のスペック
設置方位 真南0度
設置面傾斜角 15度
モジュール設置面積 469m2
モジュール枚数 288枚
モジュールメーカー エクソル
モジュール型番 XLM60-300X
モジュール減衰率 0.9%
初期出力 86.4kW
エクソルの太陽電池を86.4kW分設置しての50kWの売電契約を結んでいます。
太陽が昇るとすぐに50kWのリミッターに達してしまうので、残りの36kWは売電できないのでもったい!
買電期間の収益予想
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
予想収入 | 2,159,871 | 2,171,854 | 2,152,307 | 2,132,938 | 2,113,741 |
経費等支出 | 186,760 | 609,182 | 606,795 | 576,718 | 550,258 |
年間返済金額 | 1,096,856 | 1,087,445 | 1,078,032 | 1,068,621 | 1,059,210 |
累計収益 | 1,973,111 | 3,535,783 | 5,081,295 | 6,637,515 | 8,200,998 |
設置概算合計額 | 19,448,698 | 19,448,698 | 19,448,698 | 19,448,698 | 19,448,698 |
建設時の試算では太陽光パネルの劣化により昨年より1%程度の収益が減少し年間収益は215万となる予想でした。
直近1年間の売電収益
2021年10月 |
175,721 |
2021年11月 | 150,150 |
2021年12月 | 162,369 |
2022年1月 | 153,060 |
2022年2月 | 163,270 |
2022年3月 | 175,375 |
2022年4月 | 198,382 |
2022年5月 | 195,541 |
2022年6月 | 191,314 |
2022年7月 | 210,879 |
2022年8月 | 222,406 |
2022年9月 | 222,499 |
2,220,966 |
猛暑や温暖化による天候不順等がありましたが、年間収益は222万円となり予想よりも7万円くらい多かったようです。
実際にはここから銀行への返済(約108万)や固定資産税(約20万)、保険金等(約3万)が差し引かれるので収益は100万円に届きませんがCO2削減という意味ではよく働いてくれたと思います。
まとめ
今年1年間を振り返ると全く手間をかけることなく発電してくれました。
令和元年度には2度の盗難に遭いました。そして昨年度までは雑草を退治するため刈払機をかけたり、除草剤を撒くのに苦労しました。
しかし、盗難対策としてに地下配線をコンクリートで固定しました。また防犯カメラを設置しました。除草作業も敷地に敷いた砂利の力を信じて全く行いませんでした。しかし草は生い茂ることもなく予想より多く収益を得ることができました。太陽光は本当に不労所得と呼ぶにふさわしい事業だと思います。
徐々に陽が短くなり発電量が減少していきますが、冬の間もしっかり発電してくれるようにたまには敷地内の清掃にでも行こうと思います。