ステップ1では中学校で扱う化学変化を12種類学習しました
今回は原子の名前を「水素」と日本語で書くのではなく「H」と元素記号で表す方法を覚えましょう
中学校で学習する元素記号は全部で13種類です
ちょっと多いけど1つずつがんばっていきましょう
原子とは
私たちの身の回りの物質は、すべて 原子 という小さい粒でできています
原子はとても小さい粒で、 それ以上分割することができません
この物質を構成するもっとも基礎的な粒子のことを 原子 といいます
元素記号とは
私たちの身の回りの物質は、原子という小さな粒からできているのですが、この粒は世の中に約120種類しかありません
同じ性質をもつなかまのことを 元素 (げんそ)といい、元素を表す世界共通の記号を元素記号といいます
例えばレゴブロックで作られた次のような作品を想像してみてください
この時計台をバラバラに分解していくとこれ以上分けられないブロックになります
この1つ1つが原子です
次に種類ごとにブロックをなかま分けしてみましょう
こうしてなかま分けされた集まりのことを 元素 といい、それぞれに元素記号という名前が付いているのです
2.元素記号を13種類覚えよう レベル:★☆☆
世の中には元素が約120種類あり、それぞれ上のように元素記号で表します
安心してください 120個全てを覚える必要はありません
中学校で学習するのはこれから紹介する13種類だけなので、13種類だけしっかりおぼえれば完璧です
中学で学習する元素記号13個を完全攻略!
原子名 | 記号 | 原子名 | 記号 | 原子名 | 記号 |
水素 | H | 炭素 | C | 窒素 | N |
酸素 | O | 硫黄 | S | 塩素 | Cl |
ナトリウム | Na | マグネシウム | Mg | カルシウム | Ca |
鉄 | Fe | 銅 | Cu | 銀 | Ag |
アルミニウム | Al |
中学校の教科書に出てくる元素記号はどの教科書もこの13種だけです
金がAuであることなどを紹介しているものもありますが、テストで出題されることはないのでご安心を
ナトリウムNaやマグネシウムMgのように名前から想像がつきやすいものもありますが、なじみのない言葉が元になっているものもあるので一つ一つしっかり覚えていきます
元素記号はローマ字1文字または2文字で表され、1文字目は大文字、2文字目は小文字になっています
元素記号の覚え方
水素…吹奏楽部の水兵(H)さん
酸素…おいしい酸素を吸お(O)〜!
ナトリウム…ナ(Na)トリウム
鉄…鉄のふえ(Fe)
アルミニウム…アル(Al)ミニウム
炭素…鉛筆のし(C)んは炭素
硫黄…イエス(S)と言おう
マグネシウム…マグ(Mg)ネシウム
銅…10円玉なんてどうしてくっ(Cu)たの?
窒素…ん(N)〜くるしい!ちっ息する!
塩素…プールの塩素でクラ(Cl)クラする
カルシウム…カル(Ca)シウム
銀…銀色のアジ(Ag)
まとめ
今回の学習はここまでにしましょう
中学校のテストではこの13種類以外の記号が出題されることはありません
あせらないで1つずつしっかり覚えましょう
13個の元素記号が全て覚えられたらステップ3に進みましょう \(^o^)/